船越伸二はテニスをしている夢を見ているらしい?

いかに遊ぶか!いかに真剣に遊ぶか!1人ならば、いかようにも!野球でもしなきゃあかんかなあ?って、テニスブログじゃん!おいおいおい!

イメージトレーニングで確信を持つ。

10年後41歳になったナダル全仏オープンの決勝であたる。私はすでに44才。コメンテーターや情報通は、若者の敗北を嘆くとともに、年寄りたちが決勝に駒を進めたことを驚きをもって眺めている。現代医学の進歩だ。この2人は異常だ。というなんだかよくわからないことを言う人もいる。

結局、全豪を制したアルジン・セラビード(サウジアラビア)との死闘が全てだったというものもいる。船越はアルジンを3-2で破った。おそるべき体力とその日は賞賛されたが、船越の肉体は次の試合までに回復しないと有名な人体専門家は自信満々に言った。だが?船越はその後も世界4位のハッキネンを退けた。船越はベストか?という議論がなされ始めて、今大会は調子が良いと結論づけた。普通テニスのトッププロは5才くらいからテニスを始めてもおかしくない。だが?船越の経歴は微妙だ。13才でテニスを始めたのだ。しかも軟式?世界のテニスファンは、軟式って何?と日本人の友人によく聞くらしい。結局昔では5才でテニスを始めて22で優勝するとテニス歴17年だ。船越は?船越にはブランクもある。学生時代6年。社会人になってから14年およそここまで来るのにテニスと20年付き合った。今ローランギャロスに立って、宿敵ナダルと戦う。心地よい風とともに熱い日差しが降り注ぐ。ナダルとともに試合前のウォームアップをする、ナダルとはこれまでに5戦全敗。まるで勝利に結びつかない。しかし?船越には秘策があった。ナダルの強烈に跳ね上がって来るヘビートップスピンボールをライジング気味に全て叩くのだ。

第1ゲームが始まった。ナダルのサーブをまず返す。リターンエース。ナダルも船越の強烈フォアに手こずっている。だが?ナダルは微妙に回転数コースを調整してきた。テニスに同じボールは二つと無いといわれるなかで、対応力が試される。いつもなら、ここですぐに崩れて、サーブゲームにもミスを引きずるのだが、この日の船越は違った。両手と片手のバックハンドから繰り出されるストローク、リターンをセンターマーク付近に集めだしたのだ。ナダルは走ってリズムをつかむタイプだけに、ミスこそしないものの、少しイライラしているようだった。そして、2-2でむかえた第5ゲームついに船越はブレークポイントをつかむ。そこで、ナダルが強烈なウィナー。流れを引き戻されてしまう。結局このゲームはキープされておしまいだ。船越は、少しずつナダルが振り回して打ち分けてくるのに足の持続力を使い果たすという不安があった。ついに、転んでしまった船越はドクターを呼ぶ。ドクターは応急処置をしてくれて「大丈夫だ!シン」と励ましてくれる。単純な船越は気合を入れて、ついに攻めに攻めて5-5でむかえた第11ゲームで、ブレークする。あとは、サーブをキープすれば!そこで、ナダルは攻撃的なスタイルを一層際立たせて、襲いかかってくる。あっというまに0-30。船越。ワイドに逃げるサーブを打ってエースをとるが、次に狙いすぎてダブルフォルトしてしまう。これで15-40。追い込まれた船越。ラリー戦の中から、渾身の力で走り、パッシングを決める。あと1ポイントでイーブンだ!集中する。静まりかえる観客たち。ボディに狙う。ナダルはなんなくリターン。バックにきた!ジャックナイフ!とられた!つめろ!つめろ!

浮いてきた!高いぞ!ジャンピングスマッシュ!!決まった!

デュースにもちこみ!キープ!

そのまま、流れに乗って3-0!

船越全仏制覇!!

「おめでとー!!」コーチや元同僚、職場のメンバーさんが駆け寄ってくる。船越はVサインをして、満面の笑みをつくる!